建物倒壊リスクの見方と揺れやすい地盤・建物の特徴

建物倒壊リスクは、地震時に町丁目全体でどの程度注意が必要かを見る指標です。地盤の揺れやすさと、住まいの築年・構造を分けて確認します。

先に知っておきたいこと

1

地域ランクと建物は分けて見る

高めの地域でも、耐震診断や補強済みの建物は地域平均と違う見方が必要です。築年、構造、補強履歴を確認します。

2

室内のけがも減らす

低めの地域でも、家具転倒やガラス飛散は起こりえます。寝室、玄関までの通路、背の高い家具を優先して見ます。

建物倒壊リスクとは

地震の揺れで、町丁目全体として建物が壊れたり傾いたりしやすいかを見る目安です。 地域ランクだけで断定せず、住まいの築年や構造とあわせて確認します。

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地盤の揺れやすさと、建物の構造・築年数の組み合わせによって、地域ごとにランクが決まります。

町丁目ページでは、建物倒壊リスクに加えて「地盤と地形」も表示しています。倒壊リスクのランクが高く、地盤も揺れやすい場合は、住まいの耐震性と室内の安全対策を優先して確認したいエリアです。

倒壊リスクが高まりやすい条件

揺れやすい地盤と古い建物が重なると、地域としての倒壊リスクが高まりやすくなります。 町丁目ページでは、地盤分類と建物倒壊ランクをセットで見ます。

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主に以下の2つの要素が重なると、建物倒壊リスクが高くなる傾向があります。

  • 地盤の揺れやすさ:沖積低地や埋め立て地など、揺れが増幅されやすい地質的な条件。
  • 建物の古さと構造:1981年(昭和56年)以前の「旧耐震基準」の木造住宅は、震度6強以上の揺れで倒壊するリスクが高いとされています。

古い住宅地では、同じ通りの中に新しい建物と古い建物が混在していることもあります。地域のランクを見たあと、実際に住む建物の築年、構造、耐震診断の有無を確認すると、判断の精度が上がります。

ランクの目安(1〜5)

ランクは、建物が倒壊しやすいかの地域全体の傾向を示すものです。

データと算出方法

建物倒壊リスクは、東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」で公表されている建物倒壊危険度ランクをもとに表示しています。 細かな表示方針は ランク判定と色分け で確認できます。

ランク4〜5

揺れやすい地盤や古い建物が多く、倒壊リスクに注意が必要なエリア。軟弱地盤と旧耐震基準の住宅が集中しやすい地域です。

ランク3

条件によって注意したいエリア。地盤や建物の状態によっては被害が生じる可能性があります。

ランク1〜2

比較的倒壊リスクが低い傾向のあるエリア。地盤が安定しており、新しい建物が多い地域が含まれます。

ランクを読むときの注意

ランクは地域全体の傾向です。実際の安全性は、住まいの構造や築年数、耐震補強の有無で大きく変わります。 高めに出た場合は、建物の条件と室内の備えを分けて確認します。

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町丁目ページで倒壊リスクが高めに出たときは、火災リスクと避難・救助の難しさも見てください。建物が傷んだあとに火災が起きたり、細い道がふさがったりすると、避難や救助にも影響が出ます。

町丁目ページではここを見る

1. 地盤とセットで見る

倒壊ランクだけでなく、地盤分類と揺れやすさを確認します。軟弱地盤では揺れが長く大きく感じられることがあります。

2. 建物の情報を足す

築年、構造、耐震診断、リフォーム履歴など、町丁目データでは分からない個別条件を確認します。

3. 室内の被害も見る

建物の倒壊だけでなく、家具転倒やガラス飛散もけがの原因になります。寝室と玄関までの動線を優先します。

住まいで確認したいこと

築年、寝室、玄関までの通路、周辺の塀や擁壁は、町丁目ランクに加えて確認したい項目です。 建物が倒れなくても室内や避難経路でけがをすることがあるため、生活空間から見直します。

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  • 築年と耐震基準:1981年以前、または2000年以前の木造住宅は、耐震診断や補強履歴を確認したい項目です。
  • 寝室の安全:寝ている場所に背の高い家具、テレビ、割れやすいガラスが倒れてこないかを見ます。
  • 玄関までの通路:家具や棚が倒れて出口をふさがないか、夜でも歩けるかを確認します。
  • 周辺の塀や擁壁:古いブロック塀、ひびのある擁壁、急な坂道が避難経路にないかを見ます。

具体的な備えを見たい方へ

建物倒壊リスクが気になる地域でも、住まいの構造や築年数の確認、室内の家具固定など、できる備えはあります。 具体的な確認ポイントや防災の工夫は、対策ページで詳しく紹介しています。